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" 竜の夢 "

作者:某スレ121

ドレッド・ドラグーン(殺戮の竜騎兵)

「ディーヴァと戦うこと。 それ自体が戦う理由になる」

●背景

 ドレッド・ドラグーン(以下D・D)は亀に似た頭部、後頭部から生えたたてがみ、 全身を覆う鱗、そして何より、6本の手足を持つ異形の種族です。 中央の一対は、武器を持てば向かうところ敵なし。さらに走行時には脚となります。 しかし、その精神は粗暴で、ひとたび戦いとなると死ぬまで戦い続けます。

 D・Dのいた世界は、我々の世界の古代〜中世によく似ています。 ただ、D・D達の存在のみが異なる部分です。

 D・D達の国家は荒れ果てた土地にあり、国民は協調性にかけていました。 しかし、ごく一部の支配階級である、司祭集団への本能的な畏怖が、 奇跡的に彼らを強力な軍事国家として成立させていました。

 ディーヴァはこの世界を修正するため、D・D達のみを絶滅させようとしました。 ディーヴァは司祭長を操り、他国への侵略戦争を始めさせたのです。 D・D達は司祭に逆らえず、または単純に戦いの興奮に酔い、 世界中を戦乱の渦へ巻き込みながら、自滅的な戦いへと飛び込んでいきました。

 しかし、D・Dの中にも司祭に疑いを持つものがいました。 彼は戦いよりも情に重きを置く、D・Dの中では異端者でしたが、 強く、賢明な戦士でもありました。 彼の導きで、他国の人間が司祭集団を暗殺することに成功しましたが、それは遅すぎました。 戦いに誇りを持つD・D達は、各地の戦場で命尽きるまで戦い、戻ってくることはありませんでした。

 失意のうちに放浪の人生を送る彼にも、すぐに最後のときが訪れました。 ディーヴァが生き残った彼を直接殺害にやってきたのです。 彼は最期の戦いでようやくすべてを悟り、強く願いました。 彼の祖国を滅ぼした、ディーヴァとの延々と続く戦いを。

●能力値修正

●追加特徴

「追加の腕」2L(26CP)

 脇腹にさらに一対の腕が生えています。脚として使うこともできます。 脚として使えば「複数の脚」(百鬼夜翔・P76)扱いになり、キックに失敗しても転倒判定の必要がありません。

本来名称 出展 増強/限定
(同名) 百鬼夜翔・P73 脚として扱える+30%(+30%)

「追加移動力」2L(10CP)

「追加の腕」を脚として扱っているときのみ、移動力に+2されます。よけや行動順には影響しません。 百鬼夜翔・P75にある同名の妖力を参照してください。

「鱗」(10CP)

 ベーシック完訳版・P26にある「頑強」(1L)の特徴を参照してください。

「両手利き」(10CP)

 ベーシック完訳版・P35にある同名の特徴を参照してください。

●追加技能

技能名 レベル 消費CP 掲載元
〈剣〉 敏捷+1 4CP ベーシック完訳版・P86
〈格闘〉 敏捷 1CP ベーシック完訳版・P84
〈ランニング〉 生命-1 2CP ベーシック完訳版・P70
〈戦術〉 知力-2 1CP ベーシック完訳版・P81

●格闘動作

【回転斬り(DEADLY-GO-ROUND)】:〈剣〉-3(1CP)

 マーシャルアーツ完訳版・P51にある【二刀流】を参照してください。

●弱点

「バーサーク」(-15CP)

 ベーシック完訳版・P54にある同名の特徴を参照してください。

「名誉重視/戦闘行為に対する誇り」(-15CP)

 百鬼夜翔・P52にある「武芸者の名誉重視」とほぼ同じですが、 卑怯な戦法や作戦を非常に嫌悪し、1対1の決闘を好みます。 戦闘から逃げ出すことはなく、戦闘においての死をまったく厭いません。 また、人物評価の価値基準は戦闘能力を重視します。

●愛用品/イン・ザ・マーク

 愛用のブロードソード4本を収納し、3CGを余分に消費しています。

●装備

○A.B.F.(アンチ・バレット・フィールド)/ 3CG

 銃弾に対する防御フィールド。

○イメージ・インデューサー/ 1CG

 平凡な外見だと錯覚させる心理投影機。

○ライト・ドラゴン・スーツ/ 1CG

 精神エネルギーで強化された防護服です。 このキャラクターの場合、蛮族風の鎧に似た服装になります。 受動防御2、防護点2。重量は1.5kgとみなします。

○残りクロノジェム:2

●成長

【キリングステップ】

 ルナル完全版・P249にある【流水】を参照にしてください。

【両腕落とし(CUTTING-EDGE)】

 両腕に持った剣で、敵の両腕を狙って攻撃を仕掛けます。左右それぞれ判定してください。 【両腕落とし】判定に成功し、敵が防御に失敗したら、腕に当たったことになります。 生命力の半分を超えるダメージを与えると、腕が使えなくなります。それ以上のダメージは無視します。 腕が使えなくなった場合、さらに生命力判定を行い、失敗すると腕が落ちます。

 武器の使用法のうち、「振り」のみ行えます。「突き」とある使用法ではこの動作は行えません。

【百人斬り(MASS-GENOCIDE)】

 すべての腕に持った剣で同時に攻撃を仕掛けます。全力攻撃とみなしてください。 最大2人の敵に攻撃できますが、できるだけ均等になるように振り分けてください。 どの攻撃も、部位狙いの修正などに加えて、-4の修正を受け、ダメージは-1されます。 敵はすべての攻撃に対して能動防御に-1の修正を受けます。

 武器の使用法のうち、「振り」のみ行えます。「突き」とある使用法ではこの動作は行えません。

●イメージソース